大谷大学同窓会 無盡燈
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無盡燈ギャラリー・畠中光享の世界

No.123(2005/3) 「未来に」
No.123
 私達は未来にむけて、希望を持って、光の恩恵を浴びて生きてゆきたいものです。しかし、いまだにテロがあり、人が人に対しての暴力は止みそうにありません。
 今年に入りましてから、滅多にテレビを見ない私が、「地球進化 ―46億年・人類への旅―」という何回かの特集番組を見ました。46億年前から、地球上の生物が現在の人間に進化していくさまを、発掘からの検証とコンピュータ・グラフィックスを駆使した映像で解説したものでした。その気の遠くなるようなながい歴史を見ますと、一つの地球上での人間同士の殺し合いや、いがみ合いがいかにちっぽけで良くないことであるかを考えさせられました。
 私達は過去と未来の間の現在にいます。最も大切なことはこれから先の未来でありますが、過去の歴史を検証していかなければ、未来に対しての智恵がつきません。歴史を学ぶ必要性と醍醐味はこのことにあると思います。
 さて私達は意外にも光の徳というものに気がついておりません。この功徳を感じることがなかったならば未来は暗くなってしまいます。
 釈尊は阿弥陀如来の徳を讃歎されて、如来には12の光があると申されております。そして如来のこのような12の徳光をあげられての讃歎は、釈尊は昼夜一劫の間説き続けられても、その徳は説き尽くすことは出来ないと申されています。私達はこの光の徳というものを感じさせていただくきっかけを大谷大学で学べたことを誇りに思いますし、いつまでも無盡燈をあかあかと灯し続けたいものです。
畠中光享(1970年文学部卒)
日本画家・大谷大学非常勤講師
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