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無盡燈ギャラリー・畠中光享の世界

No.112(1999/10) 仏陀とその弟子(阿難)
No.112
 アーナンダ(阿難)は釈尊と同じ釈迦族の出身で釈尊の従弟にあたる。しかし釈尊との年齢差はかなりあった。50歳半ばを過ぎられた釈尊は、お侍者をつとめてもらいたいとの希望を弟子たちにもらされた。多くの仏弟子たちがその役をつとめたいと申し出たが、釈尊は若いアーナンダを選ばれた。以後アーナンダは25年間、常に釈尊の傍にいた。「多聞第一」と称されているように常に釈尊の教えを聞きそれを聞きとどめた。しかし、あまりにも釈尊の身近にいすぎたために釈尊の入滅までには悟りの境地に達していなかった。最初の結集<けつじゅう>(経典編纂会議)にアーナンダは何といっても重要であったが、悟りを得ていないことに皆が躊躇していた。アーナンダは努力の結果やっと結集の朝に悟りを得たという。
 人間アーナンダ、美男のアーナンダはそれだけにいろいろな悩みも多かった。それだけに他の弟子たちに比べて人間味を感じる。
 釈迦と二人だけのしあわせな静かな時間をビハールの大地の中で描いた。(1999年作)
畠中光享(1970年文学部卒)
日本画家・大谷大学非常勤講師
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